2024年5月5日 落合さとこ&笹子重治LIVE

 5月5日(日祝)は、陽のあたる道小さな音楽会vol.175「落合さとこ&笹子重治LIVE」でした。

 今年一番の暑さではと思わせるこの日、超満員となった会場の熱気は外の暑さを上回るほどでした。

 

 落合さんが"雲の上の人"と憧れていた笹子重治さんとデュオライブをはじめて10年とのこと、陽のあたる道では今回が9回目になりました。

 回を重ねる毎に、お二人の演奏に円熟味が増していくように感じます。落合さんのvocalが笹子さんのギターに絡み合ってとろけるような曲もあれば、vocalとギターの掛け合いがバトルのように思わせる曲もあったりして、いつもスリリングで予測不可能なデュオなのです。

 

 こどもの日にちなんで『背くらべ』から始まったライブ。『茶摘み』『コーヒールンバ』と続き、落合さんのオリジナルの世界に。

 今回は新曲も2曲披露されました。1曲目は、『モンブラン』『ニュータウン桜通り』に続く「落合家ヒストリー3部作」の完結編となる『花手毬』、もう1曲は『太陽の仔犬』という曲。いずれも、曲が作られた背景や、できる過程が語られることで、聴く側は情景を思い浮かべ、想像することができる。ライブでしか味わえない感動がありました。

   

 過去3回のライブは、コロナ禍ということもあり、人数制限を設けて1日2回公演を行ってきましたが、今回は1回公演。想定席数を上回るお客様にお越しいただき窮屈な中でしたが、ご協力頂きありがとうございました。

   落合さん、笹子さん、今年もありがとうございました。めざせ10回目!よろしくお願いします。