2021年12月4日 中川五郎LIVE vol.3
12月4日(土)は、陽のあたる道小さな音楽会vol.139「中川五郎LIVE vol.3」でした。前回のライブが2018年1月だったので、4年ぶりくらいになる陽のあたる道でのライブ。
今年10月に「ぼくが歌う場所〜フォーク・ソングを追い求めて50年」という自叙伝を出版され、今日はCDではなく重い本を何冊も持参されてのライブでした。(帰りは少し軽くなったと思います。)
高校生時代に歌い始めてから今日までの、自分とフォークソングの歴史をたどりながら歌っていかれるのかと思いきや、いきなり『ある街に図書館がありました』という、潰される図書館のことをテーマにした唄からはじまり、ラブソングあり、子供向け(だが子供には受けなかった)唄あり、遊び唄あり、平和を希求する唄あり、そして五郎さんの真骨頂ともいえるプロテストソング。初めて聴く曲も多く、とても新鮮に感じました。正味2時間ではとても歌い切れないし、聴く側にとってもまだまだ聴きたいと思わせるライブでした。トーキング・ブルースも聴きたかったけど、次回のお楽しみということにしておきます。
終了後の「赤い水」を飲みながらのミニ打ち上げで、ライブでは話せなかったことなど興味深いお話も聞くことができました。何よりも全身全霊で歌い切った五郎さんが「赤い水」でみるみる甦ったのが印象的でした。
中川五郎さん、今日はお疲れ様でした。そしておいでいただいた皆様ありがとうございました。
追記
この日のライブの動画を渥美明さんがYouTubeにアップしてくださいましたので、リンクをシェアします。渥美さんありがとうございます。
『ある街に図書館がありました』
『今はこんなに元気でも』
『恋人よベッドのそばにおいで』
『かぎりなく』
『腰まで泥まみれ』
『いまなんじ』
『あの子は山越えやってくる』
『ミスター・ボージャングル』
『ぼくがいく時』
『愛があれば歳の差なんて』
『まつりのおわり』
『まぶいぐみ』
『平和に生きる権利』
『一台のリヤカーが立ち向かう』