2024年7月21日 メタボリートス&ラテルミンAnniversary Live
7月21日(日)は、陽のあたる道小さな音楽会vol.179「メタボリートス&ラテルミンAnniversary Live」でした。
ラテン音楽を演奏するご近所の夫婦バンド「メタボリートス」は結成15周年、この2人にテルミンという不思議な楽器が加わり「ラテルミン」を結成したのが10年前。今年はそれぞれの節目の年ということでこの日のAnniversaryライブが実現しました。
第1部は、ラテルミン。メタボリートスの2人にテルミン奏者とフルート奏者を加えた4人で演奏。
テルミンは、1920年にロシアで発明された世界最古の電子楽器として知られています。アンテナに手を近づけたり遠ざけたりすることで音の高低と音量を加減して演奏するのですが、魔術師のような手の動きを見ているとなんとも不思議で、そこから生まれる哀愁を帯びた音色がラテン音楽に合うのかと思いきや、絶妙にマッチするのです。前回(2016年12月)は3人での演奏でしたが、今回フルートが入り、よりパワーアップしたアンサンブルを聴かせてくれました。
テルミン体験教室も開催された休憩をはさんで第2部は、メタボリートス。ラテンのスタンダードから懐かしい昭和歌謡、そしてオリジナルまで、さまざまなパーカッションも駆使しながらの演奏で満員のお客様を楽しませてくれました。
ラストは再び4人で「Moliendo Café(コーヒールンバ)」。コーヒー屋にピッタリの選曲で盛り上がりました。
この日の横浜の気温は35℃近くまで上がり、会場内も熱気ムンムンでしたが、ラテン音楽は暑い夏こそふさわしいと思いました。
メタボリートスならびにラテルミンの皆さん、20周年&15周年に向けて更なるご活躍を期待しています。
そして暑い中ご来場いただいた皆さまありがとうございました。