2019年9月23日 堀尾和孝アコギ一本勝負vol.8
9月23日(月祝)は、陽のあたる道小さな音楽会vol.117「堀尾和孝アコギ一本勝負vol.8」でした。
一年ぶりの堀尾さんのライブ。毎年この時期は、台風の時期でもあり開催が危ぶまれることも何度かありました。今回も台風17号の影響が心配されましたが、風は強かったものの晴れて暑くなりました。2週間前の台風15号による被害で未だ停電で不自由な暮らしを余儀なくされている地域もある中、電気のおかげでエアコンが効いた涼しい室内でライブができることはどんなにありがたいことでしょう。
ただしギターの音は電気の力を借りない完全生音。フィンガリングによる繊細なメロディから激しいリズムを刻むストロークまで、堀尾さんの使い込まれたアコギからは魔法のように音が紡ぎ出されてくるのでした。
ハーフタイムアクトのウルルJUNさんは、最近お笑いのステージにも出ているそうで、彼女のキャラクターを活かした弾き語りがほのぼのした笑いを誘っていました。
堀尾さん、途中で付け爪がとれてしまうというアクシデントもなんのその、ラストの『スペイン』〜アンコールの『リベルタンゴ』まで、熱く激しい全力投球のステージでした。
堀尾さん、ウルルJUNさん、今日はお疲れ様でした!
おいで下さった皆さんありがとうございました!
2019年9月16日 松崎博彦Live
9月16日(月祝)は陽のあたる道小さな音楽会vol.116「松崎博彦Live」でした。
新幹線が寒すぎたそうで少し鼻声の松崎さんでしたが、この日も軽やかなギターに乗せて素晴らしい歌声を聴かせてくれました。
前半は学生時代に作った歌なども交え、季節や自然を感じさせる選曲。後半は『感謝』にはじまり、諸口あきらさんの曲や、ペドロ&カプリシャスの曲などに加えて、『旅立つ僕のために(Leaving On A Jet Plane)』〜『ベトナムの空』〜『戦争を知らない子供たち83』の流れには、松崎さんのフォークソングに対する思いが込められていたと思います。
現在病床にあるセンチメンタル・シティ・ロマンスの中野督夫さんの復活を願って最後に歌われた『雨はいつか』の♪雨はいつか上がるもの〜 雲はいつか切れるもの〜♪というフレーズに"希望"を感じました。
朝のうち降っていた雨は、午後にはすっかり上がっていました。
松崎さん、ありがとうございました。おいでいただいた皆さんありがとうございました。
2019年8月18日 山口敦子Live
8月18日(日) 陽のあたる道小さな音楽会vol.115「山口敦子Live」。
今月の小さな音楽会は、2回とも陽のあたる道に初めて登場の女性シンガーでした。8月4日の島袋李奈さんが「動」とすれば、この日の山口敦子さんは「静」といった感じの対照的なライブでした。
ギターとマンドリンを曲によって使い分け、透明感のある声で淡々とうたう山口さんの奏でる音楽は、コアなフォークのカバーだったり、古い歌謡曲だったり、英語のバラッドだったり。ジャンルにとらわれず自分の好きな歌を自由にうたう「歌うたい」という印象を持ちました。
外はこの日も猛烈な暑さでしたが、室内には涼しい風が流れていたようにも感じられたライブでした。
そして、暑い中お越しいただいた皆さんありがとうございました。
2019年8月4日 島袋李奈インストアライブ
8月4日(日) 陽のあたる道小さな音楽会vol.114 「島袋李奈インストアライブ」無事終了しました。猛暑の中おいでいただいた皆さんありがとうございました。
前日の茨城であったイベント出演で熱中症になりかけた、という李奈さんでしたが、休憩挟んで2時間余りのステージを元気に駆け抜けてくれました。まさに''島袋李奈ワンマンショー❗️''といった感じの楽しくて感動的なライブでした。
「紅白」出場を夢見る李奈さん、今日でまた1段階段を上りましたね(^^)。ありがとうございました。
2019年7月28日 あらかんず10周年記念Live
7月28日(日) 陽のあたる道小さな音楽会vol.113「あらかんず10周年記念ライブ」、心配された雨は降らず、そのかわりサウナに入ったような暑さでしたが無事終了しました。
3人それぞれオートハープを弾きながら、古くから歌いつがれてきたフォークソングを、自分たちの言葉にして歌うというユニークなスタイル。3人の年齢を足すと200歳を超えるそうですが、だてに歳をとっているわけではなく、これまでに関わってきた豊富な音楽経験が活かされて、新しい歌が生み出されているように思いました。
スペシャルゲストの「やぎたこ」も結成10周年。あらかんずとの関わりなど興味深い話も織り込みながら圧巻の演奏でした。ほかに、長野から駆けつけた中島裕志さん、らんぶりんまっくさん、UZUさん、というゲストに加えて、どんべえとその七味も歌わせていただき光栄の至りでした。
2019年7月21日 落合さとこ&笹子重治Live
7月21日(日)は、陽のあたる道小さな音楽会vol.112「落合さとこ&笹子重治LIVE」でした。お二人のライブは今回で6回目。相鉄沿線は落合さんの地元ということもあり、小中高の同級生がたくさん集まり超満員。外の蒸し暑さに負けないほどの熱気あふれる盛り上がりのライブでした。
オープニングは瀬谷さくら小学校の校歌(落合さん作)という意表を突く選曲。小学校の先生も参加していて自然に合唱となる展開は地元のライブならでは。
オープニングが校歌、そしてラストの曲が、小学校の子供たちみんなで歌える唄を、というリクエストに応えて作られた『こんにちは さようなら』だったように、全体を通してストーリーを感じるセットリストでした。そのためか、毎回ライブで歌われている曲でも、より味わい深く心に響くものがありました。エッセイを読んで曲に入るという試みも新鮮でした。
笹子さんのギターは今年も絶好調、落合さんとの掛け合いも絶妙でした。個人的には、はじめて聴く『コーヒールンバ』がツボにはまりました。ぜひ定番曲にしてほしい!
2019年7月7日 よしだよしこLive
7月7日(日) 陽のあたる道小さな音楽会vol.111「よしだよしこLive」でした。小雨が降ったり止んだりのあいにくのお天気でしたが、よしこさんのギターは、鬱陶しい空気を吹き飛ばすかのように鳴り響き、数日前に体調を崩していたとは思えないほどの声の張りと艶で、じっくり聴かせてくれました。
『崩れ落ちるものを感じるかい?』『Fortune』でスタートした1部では、四国ツアーの話からジョン万次郎が伝えたという『Oh!スザンナ』や、高校生の時に買ったLPに入っていたという「休みの国」の『追放の歌』など。
第2部は『東の夕暮れ西の曙』からはじまり、アンコールを含めてたっぷり1時間以上。終盤の『She Said No!』『高野君の焼鳥屋』『Deportee』と続く流れは圧巻!鳥肌ものでした。エンディングは『Stars』でしたが、アンコールに『平和に生きる権利』をリクエストして歌っていただきました。40年以上前の学生時代、京都の「ムジカ」というグループが歌っていた歌が、よしこさんの詩で、昔の歌でなく現在(いま)の歌として蘇り、胸に沁みました。
よしこさん、今日は素晴らしいライブをありがとうございました。くれぐれもご自愛ください。
そして、おいでいただいた皆さんに何よりも感謝です。