2013年9月25日 SCAJアドバンスド・コーヒーマイスター
コーヒーマイスターは、お客様に豊かなコーヒー生活を提案できるプロのサービスパーソンの為の資格として、2003年の日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)発足以降、SCAJが認定する資格として定着、現在2,700名を超える有資格者がコーヒーに関わる様々な分野で活躍しています。
そのコーヒーマイスターの1ランク上の資格として昨年開設されたのが、コーヒーマイスター中級資格の「SCAJアドバンスド・コーヒーマイスター」です。
このたび幸運にも初の資格認定者21名の中に加わることができ、東京ビッグサイトで開催されている「SCAJ2013」の中で行われた資格授与式に出席してきました。
これからも、お客様にコーヒーをより美味しく楽しんでいただくため、更なる研鑽を積んでいきたいと思っています。
2013年9月16日 堀尾和孝アコースティックライブin陽のあたる道
台風18号は日本列島に大きな爪あとを残して通り過ぎていきました。
ちょうどライブの日にあたる16日の昼ごろに関東地方を通過するとの予報。予約のお客さまはほとんど近隣の方なので心配なかったのですが、演奏される堀尾さんとウルルJUNさんが来られなければ始まらないので、ぎりぎりまで開催できるかどうか危ぶまれましたが、堀尾さんからの午前10時頃の電話、京急と相鉄が動いていればたどりつける、との言葉をいただき開催を決定。午前中大荒れだった天気も午後になったらうそのように回復し、予定通り午後2時半に開演の運びとなりました。
帰ってからテレビのニュースを見たら各地で大きな被害が出ていて、今回ライブができたことは奇跡のようにも思えてきます。被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。
陽のあたる道での堀尾さんのライブは昨年7月につづき2回目ですが、今回お越しいただいたお客様の半数以上が初めて堀尾さんを聴く方でした。また堀尾さんにとって、昼間しかもノンアルコールでのライブはきわめて稀。出だしは少々かしこまり気味、アウェィの雰囲気大でしたが、ライブの進行とともにほぐれ、ウルルJUNさんのハーフタイムショウ、"おさわりコーナー"と展開する中、いつものホリオワールドに引き込まれていったのでした。
年間200本以上のライブを行っている堀尾さんのライブの中でも、歩いて聴きに来られる人が多いライブはそんなに多くはないかと思います。陽のあたる道の「小さな音楽会」は、身近な場所で素敵な音楽を楽しむことのできる機会を、これからもご提供していきたいと考えています。
2013年9月11日 漫画と文化と喫茶の家 横浜へそまがり
9月9日(月)、横浜駅西口から歩いて10分位、岡野町の交差点近くにちょっとユニークな喫茶店が開店しました。名付けて「漫画と文化と喫茶の家 横浜へそまがり」
開店の日は「陽のあたる道」の定休日でしたので、開店祝いも兼ねてさっそく行ってきました。このお店を開いた”へそまがりさん”は、「陽のあたる道」開店以来の常連さんなのです。当店のコーヒーを気に入ってくださり、このお店で提供するコーヒーに当店のブレンドを採用していただきました。(アリガトウゴザイマス)
お店(というよりも普通のお宅)の玄関で靴を脱いで上がると、そこには漫画好きにはたまらない空間が広がっています。1階、2階の本棚ばかりでなく、壁や階段にまで並べられた漫画本の数は1万冊以上にのぼるとのこと。入店するやいなやさっそく漫画を読み漁る某店の店主妻の姿がありました。
2013年9月2日 ”夏休み”が終わりました
8月26日~9月2日まで、お店は少し長めの”夏休み”をいただきました。
8月31日に京都で、学生時代所属していたフォークソングサークルの4年に1度開かれる同窓会に出席するのを機に、今まで行ったことのなかった四国から京都に回るようなコースを計画。8月27日(火)、羽田から高知龍馬空港に飛び、5泊6日の旅がスタートしました。
簡単に行程を振り返ってみると・・・
1日目は高知市内の「ひろめ市場」でかつおのタタキを食べ、中土佐久礼を回り梼原(ゆすはら)町の「雲の上ホテル」に宿泊。
2日目(8月28日(水))、今回の旅のもうひとつの大きな目的でもあったのですが、カフェ・バッハでコーヒーの焙煎を一緒に学んだ山口さん夫妻が梼原町で昨年秋に開業したお店「コーヒー フラッグ」を訪ねました。
※旅先から写真をフェイスブックに掲載していますのでリンク先をご覧ください。http://www.facebook.com/photo.php?fbid=521247724617301&l=030cb1e1ab
この日はすばらしい晴天だったので、お店を出たあと、四国の山並みが見渡せる天狗高原まで約1時間のドライブ。素晴らしい景色を堪能するとともに、高知と愛媛の県境にまたがる四国カルストと呼ばれる独特の地形の台地から松山に車を走らせました。今回の旅では松山で2泊しましたが初日は道後温泉の旅館に宿泊。
3日目(8月29日(木))、午前中、夏目漱石ゆかりの「道後温泉本館」でお湯につかり、午後は、地元に住むどんべえのお友達に松山市内を案内していただきました。有名な鍋焼きうどんのお店でお昼をいただき、松山城、伊丹十三記念館を見学。夜は、大学時代一時サークルを共にしたことのある愛媛大学の先生と会食。彼は地球深部の構造の研究に長年携わっており、その研究の中で生まれた、天然のダイヤモンドの2倍の硬さを持つスーパーダイヤモンドを創る装置も見せてもらいました。この日はJR松山駅近くのビジネスホテルに宿泊。
4日目(8月30日(金))、朝の高速バスに乗り、今治市から尾道市まで瀬戸内海を9本の橋で結ぶしまなみ海道から本州に渡りました。折から近づいていた台風の影響による雨で、景色が楽しめなかったのは残念でした。
新尾道近くのお店で尾道ラーメンを食べた後、新幹線で大阪に向かい、茨木市に住む親戚のお宅に泊めていただきました。
5日目(8月31日(土))、昼ごろまでに京都に入り、午後はカフェ・バッハで店長を務めていた川口さんが開店した「カフェ・デ・コラソン」で近くに住むどんべえのお友達を呼びお茶。
こちらのお店には昨年6月にも伺ったことがあるのですが、当時は豆売り専門店だったのが、改装しておしゃれなカフェに大変身。奥様手作りのスウィーツも美味しく、すでに様々なタウン誌やコーヒーの雑誌に紹介されています。
ようやく、今回の旅の最終目的に近づきました。夕方5時半よりホテル日航プリンセスで開かれたサークルの同窓会には、幅広い年代が100人以上も集まり盛大に行われました。写真は最後に行われたSing Outの模様。
6日目(9月1日(日))、前日は2次会でも最後は大Sing Out、日付が変わってようやくお開きに。旅の疲れもありさすがにそれ以上のお付き合いはできませんでした。
四条西洞院のホテルで遅く起きてから、百万遍交差点近くの学生時代によく通っていた「進々堂」へ。ここは歴史を感じさせる木のテーブルとベンチが、あの頃と変わらぬ佇まいで迎えてくれて、心が落ち着く場所なのです。鹿ケ谷に住む、昨日会えなかった友達夫妻と再会しました。
「進々堂」がどっしりとそこにあり続けるカフェだとすれば、ランチをいただいた「カフェ・プロヴァーブス フィフティーン・セブンティーン」は、百万遍交差点の北、昔「百万石」という中華料理のお店があった場所にできたカフェで、今まで知らなかったお店。陽のあたる道で時々ライブをしてくださる小出正則さんから話を聞いたことがあり、機会があれば行ってみようと思っていました。Organic & Naturalをコンセプトにしたお店で、体に優しい自然の食材を使用したメニューが並んでいます。私たちが食事しているとき、外国人が続々と来店していたので、外国のヴェジタリアンの方にはたぶん有名なお店なのでしょう。注文した「豆乳冷麺」美味しかったです。
この日のうちに横浜に戻り、5泊6日の旅は終了しました。明日からまた新たな気持ちでお店を再開したいと思います。
2013年8月18日 お祭り
8月17日・18日は鶴ヶ峰稲荷神社の例大祭でした。毎年大家さんのお宅がお神輿練り歩きの際の休憩所になっていることもあり、昨年から同じ町内会に加わった「陽のあたる道」としても、当店のアイスコーヒーを参加者の皆さんに振る舞う形で参加させていただきました。おかげさまで用意した40杯分のアイスコーヒーはあっと言う間になくなってしまいました。
昨年から当店の常連さんでもある若者がお神輿の担ぎ手に参加してくれていて、今年もフルに参加してくれました。今年はさらにもう一名のお客様も、声をかけたら快く参加してくれて、町内のどちらかといえば高齢化した担ぎ手の中に交じって若い力として活躍してくれたのは嬉しいことでした。
子供神輿が出なかったのは少々寂しかったですが、やはりお祭りは地域の人々の交流や結びつきに欠かせない行事として、これからも盛り上がっていって欲しいなと思います。
2013年7月27日 メタボリートス ラテン・デュオLive
陽のあたる道・小さな音楽会シリーズの第12回目は「メタボリートス ラテン・デュオLive」でした。
メタボリートスのお2人はお店から歩いて5分以内のところに住み、昨年の開店当初からコーヒーを飲みにきてくれている常連さんでもあります。また、同じ鶴ヶ峰にあるライブバー「Cat's」でも時々ワンマンライブを行っている実力派。ふだんはビールでエネルギーを補給しながらライブに臨んでいるそうですが、この日はコーヒーをガソリン代わりに、軽快なリズムに乗った明るい曲から、バラードまでさまざまな楽器を駆使しながら90分間熱い演奏を聴かせてくれました。スペイン語で歌われる歌詞の日本語訳詞を配布してくれたのはありがたかったです。さらに、日本のヒット曲のスペイン語でのカバーなどもあったりして、普段あまりなじみのないラテン音楽を身近に感じることのできる楽しいライブでした。
アンコール曲として用意されていた日本でもおなじみの「コーヒールンバ」にはお2人から、ギター、マラカスそしてコーラスを手伝って欲しいと言われていたので、どんべえと秘かに練習をしていました。無事にアンコールの拍手もいただき、何とか壊さない程度には演奏できたのかなとほっとしています。
メタボリートスさんのますますのご活躍を期待しています。そしてご来場いただいた皆さんありがとうございました。
2013年7月24日 水彩画展開催中
この間の日曜日、お店の壁に素敵な水彩画を8点展示しました。陽のあたる道では初めての試みになる”ミニ展覧会”です。
作者は神奈川区在住の齋藤育子さん。私の小中学校時代の同級生からのつながりでこの催しが実現しました。展示した作品はすべて横浜の風景、横浜に住む人なら誰でも行ったり見たりしたことのある場所が、とても優しいタッチで描かれています。
お店の雰囲気ともぴったりマッチして、ご来店いただいた皆さんからご好評をいただいております。
絵画を鑑賞しながらゆっくり珈琲を味わうなんていかがでしょうか。
この「展覧会」は8月24日まで開催しています。
2013年7月10日 ミュージカル会場で大槌刺し子グッズを販売
7月9日(火)、10日(水)の2日間、横浜の紅葉坂にある神奈川県立青少年センターホールで上演された「新生ふるきゃら」の新作ミュージカル「ドリーム工場~東北のプレタポルテ」を観てきました。この作品は東日本大震災で被災した縫製工場が、災害に負けずに再生を果たしていくという物語。実在する工場から取材した話に、おなじみふるきゃら流の味付けを施し、復興予算の使われ方に対する批判も織り交ぜながら、笑いと涙につつまれたステージが展開される。未曾有の災害にあいながらも前向きに生きていこうとする東北の人々の熱い思いの中で、なかなか思うように復興が進んでいない現実を、震災から2年4ヵ月経過した今もう一度思い起こし、自分たちにできることを形に表すことが、このミュージカルが作られた意義だと思います。
「陽のあたる道」は2日間の横浜公演に協賛するとともに、現在お店で販売している「大槌復興刺し子プロジェクト」のグッズを会場ロビーで販売させていただく機会をいただきました。当日は横浜南部市場東北再生支援ショップ「愛と勇気とさんま」のブースや、ミュージカルの縫製工場のモデルとなった久慈市内の縫製工場で作られたアロハシャツなどを販売するブースもあり、ミュージカルに感動した観客の思いは支援グッズの購入という形になってあらわれました。
「大槌刺し子」は各種Tシャツをはじめ、コースター、マルチクロスを用意しておりましたが、おかげさまで短時間ながら多くの方々にお買い上げいただき、刺し子プロジェクトのスタッフの方も驚いていました。お買い上げいただいた皆様ありがとうございました。
当店では引き続き「大槌復興刺し子プロジェクト」を応援し、刺し子グッズの販売を行っていきます。珈琲ともどもよろしくお願いいたします。