陽のあたる道小さな音楽会vol.79は、今年2月に初めて行ったライアーの演奏と朗読のコラボに続く第2弾、ライアーと紙芝居の「おとがたりvol.2」でした。2月に来られてすっかりその音色にはまってしまった方々や、ライアーを演奏される方などが遠くからもおみえになり、満員の盛況でした。

　前半は、鶴ヶ峰にゆかりのある鎌倉時代の武将、畠山重忠公の壮絶な戦いを描いた「鶴ヶ峰の合戦」を、前回「ごんぎつね」を朗読で聞かせてくれた藤岡トミ子さんが、手作りの紙芝居セットを使って演じて下さいました。その臨場感あふれる語りは迫力満点、畠山重忠の悲劇が一層際立ちました。

　後半は、井上ゆり子さんのライアー演奏。クリスマスにちなんだ選曲は、ちょうど開催中のクリスマス・パステル画展の絵ともマッチして、うっとりするような音色に会場全体が包みこまれました。

　井上さん、藤岡さん、ありがとうございました！おいでいただいた皆さんにも大いなる感謝を！

　近所にある鶴ヶ峰地域ケアプラザで、これまでに何度か、コーヒー教室を開催させていただきましたが、この講座でコーヒーの淹れ方を習った方々が、「ハンドドリップ」というコーヒーサークルを結成して、毎月同所のデイケア施設で利用者の皆さんにコーヒーを淹れてさしあげるボランティアをされています。

　今日は、最初の講座から1年以上の間も空いたことから、再度基本に戻ってのコーヒー抽出実習を行いました。

　参加者の皆さんからは、「知らないうちに自己流になっていたので、基本を再確認できてよかった」との感想をいただきました。

「コーヒーを飲んだ方から『美味しい、もう一杯飲みたい』と言われたときは嬉しかった」など、”カフェのマスター”ならではの喜びを味わうこともあるそうです。

　どうぞこれからもたくさんの方に、美味しいコーヒーと笑顔を届けてあげてください。

　陽のあたる道小さな音楽会vol.78は「リピート山中 小さな音楽会」でした。
陽のあたる道では初めてのリピート山中さん。出会いを作ってくれたのは音楽仲間のじゅんこさん。彼女が勧めてくれて東京・金町でのライブでリピートさんの唄を初めて聴いたのでした。その頃病と戦っていたじゅんこさんは闘病むなしく4年前に帰らぬ人となってしまいました。葬儀に参列されていたリピート山中さんが彼女を見送る唄として歌った『陽のあたる道』は今までで一番悲しい『陽のあたる道』でした。

　
　そして今日、2時間たっぷり歌い、超満員の会場を大いに楽しませてくれたリピートさんがアンコール曲に選んだのは『陽のあたる道』。急に呼ばれてとまどいましたが、楽しくて嬉しい『陽のあたる道』を歌わせていただきました。

　お店のことを心から応援してくれていたじゅんこさんが繋いでくれた縁が、さらに広がった小さな音楽会でした。

　リピート山中さん、ありがとうございました！
　そして、おいでいただいた皆さん、ありがとうございました！

※お客様の中に元NHKエグゼクティブアナウンサーの村上信夫さんがお見えになっていて、ブログにライブのことを書いてくださいましたのでリンクさせていただきます。

  10月28日(土)、陽のあたる道小さな音楽会vol.77は、”歌う幸せ行商人”富安秀行さんのライブでした。

  ギターに加えバンジョーの弾き語りもあったり、女子率の高い（笑）客席との絶妙な掛け合いあり、会場がひとつになるSingOutあり、の盛りだくさんの内容で、小雨降る外とは反対に、暖かくてほっこりした空間が生まれた午後でした。

  お足元の悪い中おいでいただいた皆様に感謝申し上げます。富安さん、今日はダブルヘッダーお疲れ様です。台風近づいています、運転くれぐれもお気をつけください。

　10月15日（日）は、陽のあたる道小さな音楽会vol.76 「Caoli Cafe #1　辻香織ワンマンライブ」でした。

　2003年に高田渡の『コーヒーブルース』のカバーでデビューした辻香織さんを、サラリーマンをしていた当時から応援してきたファンとして、まさか自分のお店で辻さんのライブが実現するなんて、あの頃から思えば夢のような出来事でもあるわけです。きっかけは今年の夏、辻さんが築地のお店で月に一度開く「カオリバー」に行ったことからでした。 ファンといいながらも長ーいブランクがあって、最後に辻さんのライブに足を運んだのはもう10年以上前のこと。辻さんはたぶん覚えていらっしゃらなかったと思いますが、カオリバーで恐る恐る、自分がカフェをしていて月に1～2回「小さな音楽会」を開催していることなどを話し、ライブのお願いをしたところ快く受けてくださったのでした。

　こんな経緯で実現した今日のライブ。肌寒く、小雨降りやまぬ午後でしたが、集まってくれた辻香織ファンと小さな音楽会ファンの皆さんのおかげで、あったかくて、心がほんわかするようなライブになりました。『コーヒーブルース』などデビュー当時の唄から、10月20日にリリースされるニューシングル『カオリバー』まで、フォークからムード歌謡まで、弾き語りありカラオケありのステージで楽しませてくれました。

　辻さんのデビューシングル『コーヒーブルース』のCDジャケットに、「一杯のおいしいコーヒーと、いい音楽。」という言葉があります。まるで、陽のあたる道で辻香織さんがライブをするのを予告していたかのように（笑）

　辻さん今日はありがとうございました。カオリバーに加えてCaoli Cafeこれからもよろしくお願いします。そして雨の中ご来場いただいた皆さんありがとうございました。